a voracious reader

洋書をメインに読書レビュー, 英語学習 and 雑記

2022年読了本の振り返り 洋書編

2022年は62冊読みました。GoodReads★5は17冊と多め。

その中でも特に印象的だった本を振り返ります。

You're Not Listening

タイトル見るだけで著者に叱られている気分になるな。最近忙しさにかまけてきちんと聴いていない。

長く生きている分、経験則からどんなことでも分かった体で偉そうにしてるけど、もっと謙虚に生きなければと思い出させてくれた良書。再読せねばな…。

 

The Tea Rose

レンガ本。ヒストリカル+ロマンス+サスペンス+ウィメンズフィクション+#さく読め!そこですれ違うんかい!と何度も主人公にやきもきさせられてグングン読めた。シリーズ2巻と3巻をKindleで持ってるから来年読みたい。

 

Educated

鬼気迫るノンフィクション。とにかく救いがない筆者の子ども時代を読み進めるのが辛かった。大人になるにつれて深まる家族との確執も同じくらい辛い。

現代にもこういう子どもたちがいるということを当事者の言葉で知ることができたのが良かった。勇気を出して執筆してくれた著者に感謝。翻訳出てるから広く読まれて欲しい。読後感は悪くないよ。

 

And Then There Were None

ホラー味がありつつ、すべての要素をエンタメとして楽しめた。原書で読んだクリスティ著書の中で一番好きです。登場人物を日本語で事前に確認しておくとより読み易いです。

 

The Invisible Life of Addie LaRue

ファンタジーらしいぶっとんだ設定ながら、ぐいぐい引き込まれた。現代ではない時代設定の描写も多いけど、読み易くて、世界観、キャラクターすべて好き。続編出て欲しくないので出ませんように。

 

 

自分の好みの本はRomance や Love Storyが多くて、読み終わった後は今年No.1!と毎回思うのですが、1年を振り返ってみると普段読まないジャンルの本が印象に残っていることに気付きました。

今年の初めに以下の記事をUPしたのに、

rita150201.hatenablog.com

ついFictionに走ってしまって、思ったペースで読めませんでした…。

洋書は楽しみとして読んでいるので、好きなジャンルも読みつつ、来年は幅広い分野にチャレンジします。

最近読んだ洋書

普段はTwitterで感想を流してますが、最近読んだ本は書いてなかったので、3冊まとめてブログにUPします。

 

The Wanted (Elvis Cole and Joe Pike Book 17) (English Edition)

The Wanted 🌟4

紙本+Scribd (Audiobook)

私立探偵Elvisはある母親から調査を依頼された。17歳の息子Tysonがロレックスの高級時計を隠し持っていたのだ。Elvisがその理由をあっさり突き止めた直後、Tysonの友人Alecが何者かに殺害される。Tysonに恐ろしい危険が迫っていることを知ったElvisは彼の身を守ろうとするが、Tysonは忽然と姿を消してしまう。

 

長い文が少なく、章割りも細かめで、スピード感のあるスリラー。#さく読め 認定します。ただ、最後の解決編が少ないページ数に情報もりもりだったので何度か読み返した💦Elvis Cole and Joe Pike Seriesとして17巻目の作品ですが、この作品だけでも楽しめます。

 

It Happened One Summer: A Novel (English Edition)

It Happened One Summer 🌟5

KindleScribd (Audiobook)

27歳のPiperはショービズの成功者である義父のお金で遊びまわるセレブ美女。ある夏、お遊びが過ぎたPiperは義父の怒りを買って亡くなった実父が経営していたド田舎のバーを3か月で立て直す罰を下される。学も無く稼ぐ力も無いPiperを見かねてしっかり者の妹Hannaも同行することに。漁師でもあった実父と似ても似つかないPiperに、港町Westportの人々はとまどうが、無粋なひげ男の漁師Brendanと出会い、Piperは徐々に変わってゆく。

 

すごく良いロマンスでした。最初はどうすんのこの子…という感じで手に負えない感じのPiperですが、読み進めるうちに良さがどんどん出てきて、WestportやBrendanが彼女の良さを引き出してくれたんだな~と思いました。PiperとBrendanは惹かれあってるくせに、なかなか素直になれない感じがめちゃくちゃ可愛くて良かった。ホットシーンはバンバンあるので、気になる方は読み飛ばすと良いかもです。

 

Reaching for the Moon: The Autobiography of NASA Mathematician Katherine Johnson

Reaching for the Moon 🌟4

紙本+Scribd (Audiobook)

映画Hidden Figuresの主人公の一人、Katherine Johnsonの自伝。児童書枠に入るTween向けなので専門語彙は少なく読み易い。

 

当時は珍しかった黒人女性の数学者としてNASAで活躍したことは有名ですが、彼女の功績や達成してきたことよりも、黒人や女性に対する差別について多くページが割かれているのが印象的でした。きっとそれが一番著者が子どもたちに伝えたいことだったんだろうなと思います。映画の原作小説Hidden Figuresは前に買って積んであるのですが、難しそうでまだ読んでないです。この本を読了した分、少し読み易くなってるかもしれないので、そのうち読みます。

 

2022年1月に読んだ洋書

洋書は7冊読みました。

この本読むの時間かかったなぁ。書簡体小説なので、AudioBookだけだとちょいちょい聴き逃して目で読むのに向いてる本でした。

British話し言葉がバンバン出てくるので勉強している人にはいいかも。

 

Tweetからは端折りましたが、アジア系ならではの視点が興味深かったです。続編もあるみたいなので読んでみたい。

 

親としても気づきがあり、お薦め。短い本だけど時間はかかった…

 

エンタメサイコスリラー。怖面白かった。うまい話には裏がある…

 

キラッキラYA。このくらいの世代だと昔からの友人より、会ったばかりの人と気が合うこともあるよな~。

 

ちょっと読みにくかった一冊。読後感はよかったし読めて良かった。

 

この本も良かったな~。読み易くて長くないのも良い。家族ってありがたい。

 

 

和書は2冊読みました。

終始暗くて、感想を書きづらい本だったな。私にはまだ難しいってことなんだろう。

 

そよ風みたいな本でした。『武道は奥深く、恋はまだほのか。』っていう帯のキャッチコピーも好き。

 

読了ツイートは続けつつ、2022年はこんな感じで毎月読んだ本をまとめていこうと思います!

小説以外の洋書も読めるようになりたい

f:id:rita150201:20220109085044j:plainPhoto by Jeroen den Otter on Unsplash

 

ふだん、自分が読みたい本を読むことを信条にしています。

普段は小説が多いですが、ときどき小説以外の洋書も読みたくなります。ただ、普段から読んでないからとても読みにくい.....。

今読んでいるYou’re not Listeningも、文章自体は難しくないのにとても読みにくく感じていて、すぐ読みながら別のことを考えるし、どうしてもふんわり読んでいる感じになってしまう。

でも、ハッとさせられる内容があり読んでいて学びや驚きがあるので、どんなに時間がかかっても読みたい。

 

 

和書ではビジネス書やノンフィクションは好んで読むので、洋書でももっと自由に楽しく読めるようになりたい!

ということで、これまで読んだものを振り返って、どうやったら楽しんで読めるようになるかを考えました。

 

原因と対策

原因1:圧倒的な語彙不足

これまでAnkiで語彙強化をしてきましたが、小説から身に着けた語彙が多い。小説以外では全く知らない語彙が多い。

対策1:ボキャビルする
  • 小説以外で読んだ本から語彙デッキを作成して、Ankiを毎日レビューする
  • Vocabulary.comで使えそうなlistを探して毎日レビューする

 

原因2:単純に読んでる量が少ない

Graded Readersを2018年からまとまった量を読んで、その後は児童書や大人向けも含めてほとんど小説ばかりを読んできた。読まなきゃ読めるようにはならない。コツコツ逃げずに読み続ける必要あり。

対策2:読む量を増やす
  • 最低1か月1冊は小説以外の本を読む

 

何の媒体で読むか

◎ Kindle E-Reader

読み易かったFactfulnessはKindle PaperWhiteで読んだのでした。

語彙サポート、Anki用語彙データ抽出、ハイライト機能をフル活用します。

 

△ 紙本

紙は語彙を調べたり、覚えておきたい内容に付箋を貼るのにも時間がかかるし、なかなか進まないので、もう少し読み易くなるまでしばらく積んでおきます。デザインが好きなものや特に読み易いと評判のものは、紙で読みます。

 

△ 聴き読み

集中できない 小説なら聴き読みはドラマ感が出て大好きなのに。

 

× AudioBook

全然意味が取れない 秒で別世界に旅立つ。

 

何を読むか -積んドルPickUp

◎ が読み易そうなので優先して読む

 

Kindleより

◎ The 100 Year Life 

◎ Born a Crime AudioBookのお薦めをよく目にするからこれは聴き読みする

◎ How to win friends and influence People

◎ Chicken Soup for the Soul

○ How women rise

 

Kindleより

◎ Essentialism (翻訳本も持ってる)

◎ The Culture Map

◎ The Body

○ The New Childhood テクノロジー世代の子どもとの付き合い方

○ Moonwalking with Einstein メモワール

○ Think Again

○ No Rules Rules ネットフリックスの本

○ Steve Jobs 伝記 長いし読めたらかっこいい

○ Ted Talks

○ The One Thing

○ Range

○ Pick Three マークザッカーバーグのお姉さんの本

○ My Life on the Road メモワール

○ The Art of Choosing

○ The Art of Possibility

○ Personal History メモワール

○ Barking Up the Wrong Tree

○ 21 Lessons for the 21th Century

○ Bad Blood トゥルークライム

○ American Kingpin これもトゥルークライム なんでこれ積んでるんだろう

○ Move the Needle

○ The Year of Loss

○ Shortest Way Home メモワール 難しいと聞いているので優先順位低

 

皆様からのお薦め

  • Outliers: The Story of Success by Malcolm Gladwell
  • Long Tail (2006) Makers (2012) by Chris Anderson
  • The One Minute Entrepreneur
  • Don't Sweat the Small Stuff and It's All Small Stuff by Richard Carlson
  • Never Split The Difference
  • To Sell Is Human
  • Atomic Habits
  • A Stolen Life by Jaycee Dugard

そのほか心がけること

小説以外の紙本は買わないようにする

でもデザインが好きだったり、どうしても欲しかったり、自分にでも読み易いと感じた本は買ってもよい(意志弱)

 

ビジネス書を紙で読むのってカッコいいし、装丁やデザインが好きなものも多いので、1年後には今よりも楽しく読めるようになりたいです。

2021年の和書ベスト3

洋書を読み始めたのが、英語力向上のためという動機だったのですが、今年は学生時代を思い出して和書の小説にうっかり手を出したのが運の尽き。ネイティブ言語での読書はそれはそれで最高で、一生読書沼から抜け出せないかもしれません。

 

今年の和書ベスト3冊を紹介しておきます。洋書でも幅広くジャンルを読むタイプなので、ビジネス書から小説までいろいろ読みました。

 

1. ホスト万葉集

歌舞伎町にほど近い新宿の紀伊國屋書店で買いました。自分から最も遠いと思っていた世界の人たちの歌が、なぜこんなにも心に響くのか。色恋だけじゃなく、仕事、愛、人生、全部入りです。ギラッギラの表紙写真も大好きです。いつか子どもたちにも読んで欲しい。

 

2.ののはな通信

このかわいい表紙とタイトルでジャケ買いでしたが、いやはや重たい小説でした。日本語で読む素晴らしさを教えてくれた作品。賛否両論あるエンディングも私は好きです。

 

3.金の角持つ子どもたち

ガリ勉という言葉があるように、必死で勉強することは何かと揶揄されがちだけど、主人公と家族、塾講師、それぞれが成長していく様子が胸熱で、読んだ後しばらく涙が止まらず30分放心してました。12月は洋書を多く読めなかったのですが、この本の印象が強すぎてなかなか集中できなかったせいかもしれないです。

知らない人は知らない世界の話ですが、万人に薦めたい傑作。(ちなみに上2作は万人には薦めにくい傑作w)

 

来年も洋書と並行してときどきは和書も楽しもうと思います。

 

 

 

2021年の洋書ベスト3

12月30日も終わろうとしているのに、やりたいことをやり過ぎているせいで雑務に追われています。世の中みんなゆっくりしているころだろうに、自分はゆっくりできない性分なのだろうと諦めの境地です。

そんな中でも、この記事だけはUPしようと決めてたので雑な記事になりますが、残しておきます。これもやりたいことですね。

 

2021年は洋書を88冊読みました。書影で振り返ってみると、思ったより読んでないなという印象です。読む本の表紙を見るより買う本の表紙を見る方が多かったからかもしれません。

 

1. Asha & Spirit Birds

いつからかAmazonやGoodReadsのレビュー数を見て購入するかしないか決めていますが、これはエキゾチックな表紙画に惹かれて即決で購入しました。

 

感想は以前の記事をどうぞ。ジャケ買いも悪くないね。

rita150201.hatenablog.com

 

2. It Happened One Autumn

5冊目のLisa KleypasでMarcusという運命のヒーローに出会ってしまった!一筋縄でいかないアメリカ人のヒロインも良いし、導入が香水からはじまるところからキュン死でした。今まで読んできた中で、Best Swoon-Worthy Bookです。

 

この本はWallflowersシリーズの2作目で、1作目と3作目を読みましたがMarcusがちょいちょい出てきてニヤニヤできるので、このシリーズはコンプします(鼻息)

 

3. A Good Girl's Guide to Murder

理系っぽい緻密さ+青春のYAミステリーで疾走感のある作品でした。終盤は主人公Pipの真実を求める熱さ・若さを、ビリビリと肌に感じるほど。3部作でこのあと2作続きますが、周りにはどうも1作目でやめとけという意見がチラホラ。そういわれると読みたくなりますね~。

 

他にもビジネス書や自己啓発書も読んだり、新しくお気に入りの作家を見つけたり、充実していた1年でした。来年も健康をキープしつつ洋書を楽しみたいと思います。

Which books should I read for #BookDepositoryReadathon?

 

As I wrote the other day , I want to try #BookDepositoryReadathon.
I've picked up some books from my enormous tsundoku.

 

 

 

7 Readathon Challenges

1. Read a book that was released in 2021

Klara and the Sun: Longlisted for the Booker Prize 2021 (English Edition)

Instructions for Dancing (English Edition)

 
2. Read a book with an LGBTQIA+ character

Red, White & Royal Blue: A Novel (English Edition)

Call Me by Your Name: A Novel (English Edition)

Boyfriend Material (English Edition)

  
3. Read a prizewinning book

The Girl Who Drank the Moon (Winner of the 2017 Newbery Medal) (English Edition)

Born A Crime: Stories from a South African Childhood (English Edition)


4. Read the first book in a series

Bridgerton: The Duke and I (Bridgertons Book 1) (English Edition)

Only Time Will Tell (The Clifton Chronicles series Book 1) (English Edition)

Kane and Abel (English Edition)

 
5. Read a book inspired by women

Educated: A Memoir (English Edition)

Hidden Figures: The Untold Story of the African American Women Who Helped Win the Space Race (English Edition)

The Braid (English Edition)


6. Read a book that has been featured on their blog

The Book Thief (English Edition)

The Flatshare: The bestselling romantic comedy and must-read debut (English Edition)

The Switch: the joyful and uplifting Sunday Times bestseller (English Edition)


7. Read a book that will help you fulfill a resolution or a goal

Grit: The Power of Passion and Perseverance (English Edition)

The Happiness Project, Tenth Anniversary Edition: Or, Why I Spent a Year Trying to Sing in the Morning, Clean My Closets, Fight Right, Read Aristotle, and Generally Have More Fun (English Edition)

The Life-Changing Magic of Tidying Up: The Japanese Art of Decluttering and Organizing (The Life Changing Magic of Tidying Up) (English Edition)

Big Magic: Creative Living Beyond Fear (English Edition)

The 100-Year Life: Living and Working in an Age of Longevity (English Edition)

 

 

and so on...

There're still plenty in my kindle paperwhite.